現在時制(1)
現在時制の形
英語の時制は動詞の形を変えることによって表されます。また同じ現在時制でも、主語の人称や数に応じて形が変わります。
英語の基本的な2種類の動詞、つまり「be動詞」と「一般動詞」について、それぞれどのような形になるのかをまとめてみましょう。
まずは be動詞です。
単複 | 人称 | 主語の具体例 | be 動詞 |
---|---|---|---|
単数 | 1人称 | I (私) | am |
2人称 | you (あなた) | are | |
3人称 | he (彼),she(彼女)など | is | |
複数 | 1人称 | we (私達) | are |
2人称 | you (あなた方)など | ||
3人称 | they (彼ら)など |
現在形の be動詞の特徴としては、単数の主語では am, are, is と細かく変化するが、主語が複数の場合は人称に関係なく are になるということでしょうか。
次は一般動詞です。一般動詞は無数にありますので、一つの例として play という単語が単複や人称によってどう変わるのかをまとめてみましょう。
単複 | 人称 | 主語の具体例 | play の変化 |
---|---|---|---|
単数 | 1人称 | I (私) | play |
2人称 | you (あなた) | play | |
3人称 | he (彼),she(彼女)など | plays | |
複数 | 1人称 | we (私達) | play |
2人称 | you (あなた方)など | ||
3人称 | they (彼ら)など |
一般動詞の現在形の特徴ははっきりしています。この表でも明らかな通り、一般動詞では「主語が単数で3人称」の場合のみ動詞が変化するのです。主語が3人称で単数の現在の時、動詞の終わりに s がつくということが行われます。
このことを「三単現のs」と呼んでいます。
(1) 多くの場合、語の最後に -s だけを付けます。
読み方は、有声音の後では /z/、無声音の後では/s/となります。
plays, likes, knows
(2) 発音が/s/, /z/, /ʃ/, /tʃ/, /dʒ/ で終わる語には、-es を付けます。
読み方は /iz/ となります。
pushes, teaches, washes
(3) 「子音字+ y 」で終わる語は、y を i に変えて-es を付けます。
読み方は /z/ となります。
try - tries, study - studies, cry - cries
(4) o で終わる語には-es を付けます。
読み方は /z/ です。
go - goes,