完了進行時制
完了進行時制の形
完了進行時制とは、「現在完了進行時制」、「過去完了進行時制」、「未来完了進行時制」の3つを指しています。
種類 | 形 |
現在完了進行時制 | S + have(has) + been + ~ing |
過去完了進行時制 | S + had + been + ~ing |
未来完了進行時制 | S + will + have + been + ~ing |
完了進行時制の用法
普通の完了時制には「完了」「結果」「経験」「継続」の用法がありますが、完了進行形時制には「継続」の用法しかありません。それも、基本的には「動作」の継続です。
現在完了進行時制
現在までの「動作」の継続を表します。
The children have been playing a video game for three hours.
(子供達は3時間ずっとテレビゲームをしています。)
※現在完了進行時制は、今はもう行われていないが、さっきまで続いていたようなことも表します。実際には終わっているが気持ちの中ではまだ余韻が残っているような場合です。
Sorry I'm late. How long have you been waiting?
(遅れてごめんなさい。どれくらい待った?)
実際には待つという行為は終わっていますが、待たせてしまった方は、相手に待つ行為を継続させてしまったというすまない気持ちから現在完了進行時制を使っています。
過去完了進行時制
過去のある時点までの「動作」の継続を表します。
The children had been swimming for two hours when the lightning hit the swimming pool.
(雷が落ちたとき、子供達は2時間ずっとプールで泳いでいました。)
未来完了進行時制
未来のある時までの「動作」の継続を表します。ただし、未来完了進行形は実際にはあまり使われないとされています。
"It will have been raining for sixty days tomorrow."
(明日で60日間雨が降り続いていることになる。)