助動詞 might の用法
might は may の過去形ですが、単独で「〜かもしれなかった」とか「〜してもよかった」というような意味にはならないので注意が必要です。
時制の一致
could の場合と同じように時制の一致で might が使われます。
He said, "She may be sick."
(「彼女は病気がかもしれない」と彼は言った。)
をセリフの記号をとりはずして書き直すと次のようになります。
He said that she might be sick.
(「彼女は病気がかもしれない」と彼は言った。)
2つの文は直接セリフを使って表現するか(これを「直接話法」といいます)、セリフを間接的に言い換えて(これを「間接話法」といいます)表現するかの違いしかありませんが、間接的に表現する方は主節の動詞の said が過去形であるという影響を受けて might になっています。
might は時制の一致でその形をとっているだけで「〜かもしれない」という意味は変わっていません。
助動詞もくじ
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- 助動詞 can のプロフィール
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- 助動詞 can の慣用表現
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- 助動詞 might
- 助動詞 may の慣用表現
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- 助動詞 must (1)
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- 助動詞 will (1)
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- 助動詞 should のプロフィール
- 助動詞 should の基本用法 (1)
- 助動詞 should の基本用法 (2)
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- その他の助動詞
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